就労移行支援に通っている

タイトルのとおり、2017年10月から大阪市内の就労移行支援事業所に通っています。

就労移行支援とは主に障害をもっていていまは仕事をできていないひとが通うところで、
わたしはうつ病で5年くらい仕事ができていなくて、いいかげん働きたいと思って行ったハローワークで、
「働きたいけどいまは生活リズムがおかしくなっている」みたいな話をしたら、
こういうのがあるのでいってみてもいいのでは?と教えてもらいました。

障害者手帳を持っているひとか主治医に意見書をだしてもらえるひとを対象にした福祉サービスになるので、
就労移行支援に通うには事前に区役所の福祉課に申請をして、
自宅に「どんな病状か、通えるかどうか」みたいなことを聞き取りにくる訪問調査を受けて、
それから実際に通いたい就労移行支援事業所に見学に行って、
週に何回、何時間通うかというプラン表を作って区役所に提出して、
区役所から受給者証が届いてという手順をふみました。

わたしは事業所を探す前に自分で申請手続きをしましたが、
事業所によっては、先に見学や体験利用をして、ここに通うと決めたら、
事業所の生活支援員さん(職員さんです)が申請手続きやプランをつくるのを手伝ってくれるところもあるようです。

わたしの通っている事業所ではお昼にお弁当が出ます。無料です。
お茶やコーヒーなども用意されていて自由に飲めます。手厚いです。
交通費がかかるひとは、1ヶ月のうちに通所した日数に応じた交通費も支給されるようです。
わたしは障害者手帳(精神障害2級)を持っていて、大阪市営交通が無料になるカードを持っているので事業所からの交通費の支給は受けていません。
通うための費用(利用料)は前年度の所得に応じて決められるそうです。
わたしは所得がなかったので負担金なしで通えています。

実際に通って何をしているのかというと、
わたしはまず、ExcelとWordの基礎を勉強しました。
Excelではオートフィルの使い方も知らないくらいでしたが、vlookupが使えるようになりました。
それからICTプロフィシエンシー検定準2級を受けるための勉強をして受験し合格しました。
(ICTプロフィシエンシー検定 http://www.pken.com
資格取得のためのテキストも用意されていて、検定の受験料も補助されます(上限はあるそうです)。
ICTプロフィシエンシー検定は事業所で受験できたので緊張もあまりせずに受けられました。
他にも色彩検定やMOSなども勉強できるようです。
個人個人で勉強していくのですが、わからないことは支援員さんに聞いたり、
以前にその資格を取った利用者さんに教えてもらったりもできるので、安心して勉強できます。
こまめに面談の時間もとってくれて、不安がたまることはありません。

勉強のほかにも、脳トレや一般常識、ビジネスマナー、就職対策、運動、グループワーク(みんなでテーマを決めて話をしたりする)や、
月に1回〜2回の英会話など色々なプログラムがあります。
英会話はネイティブの講師の方を招いて講座がひらかれます。
わたしは緊張してまだ受けたことがありません。
プログラムは強制ではなく、体調などによって受けられるときに受けて、
無理そうなときや他に勉強したいことがあるときなどは個人で自習することもできます。
逆に、資格の勉強中でも息抜きのためにグループワークに参加したり運動に参加したりできます。
他の利用者さんとも無理せずにコミュニケーションがとれるので、孤独感も薄れて楽しいです。
利用者さんは20代から60代の方まで幅広くていろんな話ができます。

長く通所しているひとはハローワークで実際に仕事を探しているのですが、
支援員さんが同行してくれて、ハローワークの方といろいろ相談できるみたいです。
就職できたひとにもアフターフォローをしてくれるようです。

通い始めた頃は、朝起きるのがつらく10時というゆっくり目の開始時間に遅刻したり起きたら昼だったから休むなどしていましたが、
支援員さんが「起きられないならこういう方法をとってみてはどうかな?」といろいろ対策を考えてくれて、
徐々に遅刻や休むことが減ってきて通える自信がついてきました。
就労移行支援の大きな目的は生活リズムの改善と体力と自信をつけることなのかなと思っています。
支援員さんは本当にわたしたち利用者のことを考えてくれていて、
例えば「春先に本当にしんどくなる」という相談をしたときも、
「じゃあどんなときにしんどくなるのか、傾向と対策をみてみましょう」と提案してくれて、
おかげで今年の春は例年に比べるととても元気にすごせています。

就労移行支援は、就職して卒業するか、最長2年まで通えます。
資格を取りまくっているひともいるし、のんびり勉強してるひと、外に出るリハビリのために来ているひともいます。
障害のなかみもいろいろで「ああ、そうかいろんなひとがいるんだな」と思う訓練にもなっていると思います。

いきなり無理矢理に働きはじめていたとしても朝起きれずに続かなかっただろうし、
就労移行支援に通えてよかったなと思えています。

あくまでわたしの通っている事業所について書いていますが、就労移行支援がどんなところなのかなと思っているひとに役立てればと思います。

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