本を読んだり音楽を聴いたりして「わたしもこんなのを作りたい!」と思わせてくれるものは素晴らしいと思う。
本当に素晴らしいしありがたい。
それはけして「これならかんたんそうだからわたしにもできそう」という意味ではなく「わたしにもなにかできるんじゃないか」と思える力をくれる。
アジカンの歌詞を聴くといつもそう思う。
ごっさん(ゴッチと呼ぶのは恥ずかしいのでごっさんと呼んでる)の歌詞は難しい言葉を使っていないのでわたしにとって身近なものに感じる。
もちろん音楽として好きやけど、歌詞があのごっさんの歌詞じゃなかったらこんなに好きになってたかわからない。
枡野浩一さんの短歌やせきしろさんの自由律俳句もそう。
だからと言ってすぐにひょいっと作れるわけではないけど、なにかを作りたいという気持ちはすごくわいてくる。
実際にいまはわたしは自由律俳句を考えるのが楽しい。難しいけど。
逆に「わたしにはこんなのどうやったって作れない」と思わせてくれるものもすごい。
わたしは楽器はなにも演奏できないしメロディを思いついたこともないのでミュージシャンはみんなすごいし、絵も描けないので漫画家はみんなすごい。
高野文子みたいなコマ割りは絶対に思いつけないし西村ツチカさんみたいなきれいな絵は描けない。
いま出てる公募ガイドでせきしろさんがインタビューされてる記事が「何者にもなれなくても文章は書ける」というもので、本当にそうだなと思う。
わたしはミュージシャンになれないし漫画家にもなれないけど文章を書くことはできる。
それが良いものなのかどうかはまだわからないけれど、とにかく書ける。
自分が思ったとおりのことをそのまま出せるのは文章を書くということだけだなと思った。
こどもの頃から続いているのも書くことだけ。
わたしは「こんなすごいものわたしにはできない」という気持ちと「わたしにもこんなことができるかもしれない」という気持ちを、音楽や漫画や本にもらいながら生きているんだなと思ってる。
ただ音楽聴いてその歌詞が好きだなということだけで大げさかもしれないけど、わたしに力をくれるものがあるということはなんてありがたいことなんだろう。
来月アジカンのライブ初めてみるの楽しみです。
※名前に「さん」がついてたり呼び捨てだったりするのが混ざってるのは、わたしが会って話したことあるひとのことは呼び捨てにはできないな……ということからです。ややこしくてごめんね!
